2025-10-09

東北大発スタートアップNanoFrontier、仙台市「スタートアップシティ・グローバルチャレンジ・プログラム」に採択

NanoFrontierがスタートアップシティ・プログラムに採択

NanoFrontier株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:井上誠也)は、仙台市が推進する「スタートアップシティ・グローバルチャレンジ・プログラム」に採択され、台湾で開催されるスタートアップ向け展示商談会「Meet Taipei 2025」に仙台市ブースから出展することとなりました。

出展の目的と期待

当社は、東北大学で30年以上にわたり磨かれてきた独自の「再沈殿法」を基盤に、有機ナノ粒子の作製・分散・機能化を一気通貫で提供するプラットフォームを構築しています。Meet Taipeiでは、以下の産業実装に直結するテーマを中心に紹介する予定です。

  • AIデータセンターの熱課題に対する液浸冷却向けナノ流体
  • PFAS等の微量成分を迅速・低コストに検出する試薬・センサー材料
  • 研究プロトタイプから量産段階までを見据えた受託製造および技術ライセンス

ブースでは、再沈殿法の特徴や材料ラインアップ、応用事例をわかりやすく解説し、個別の技術相談や共同研究・PoC(概念実証)に関する打ち合わせも受け付ける予定です。

本プログラムを通じて、会期中の出展活動を通じて、材料・エレクトロニクス・環境計測・データセンターなどアジア地域の主要市場におけるパートナーシップ形成を加速させ、研究から社会実装までのリードタイム短縮とコスト最適化を実現していきます。

展示・紹介予定内容

  • 再沈殿法プラットフォームの概要と材料ラインアップ(分散液/粉末、試作~量産化相談)
  • データセンター冷却、環境・エネルギー、ライフサイエンスへの応用事例
  • 共同研究・受託製造・技術ライセンスの個別相談(事前予約可)

※展示内容は予告なく変更となる場合があります。詳細は会期中のブースでご確認ください。

代表取締役コメント

「NanoFrontierは、最適なナノ粒子設計を迅速に届けることで、研究から実装までの距離を縮めます。Meet Taipeiでは、台湾・アジアの先進企業・研究者の皆さまと実課題起点で協業を深化させ、グローバル連携を加速させていきます。」(代表取締役 井上 誠也)

会社概要

会社名: NanoFrontier株式会社
代表者: 代表取締役 井上 誠也
所在地: 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学産学連携先端材料研究開発センター215号室
設立: 2025年4月7日
事業内容:

  • 有機ナノ粒子化技術を用いた試薬品・機能性材料の研究開発、製造および販売
  • 有機ナノ粒子の製造受託および関連技術の提供
  • 有機ナノ粒子化技術分野における技術ライセンスの供与および技術コンサルティング

公式サイト: https://nanofrontier.jp


最終更新: 2025年10月9日